

アルルの男・ヒロシです。
IMF前専務理事のドミニク・ストロスカーンの失脚は、アメリカ政府とフランスのサルコジ大統領の利害の一致による謀殺劇です。アメリカはジョン・リプスキー副専務理事を送り込んでいる。アメリカのIMF出資比率は15%で最大株主。
つまり欧州からIMF専務理事を選出するのがブレトン・ウッズ時代の名残で慣例になっているが、本当は、日本を従えたアメリカの出資比率が圧倒している。
理由は正確にはわからないが、DSKのわいせつ容疑は冤罪だと言える。DSKはグローバリストにやや批判的なジョゼフ・スティグリッツを重用していたという話もある。折しもアメリカの債務上限問題と欧州の数カ国救済問題がホットな話題であるとき、このような専務理事(しかも退任まじか)がわいせつ容疑で逮捕されるのは陰謀でしかありえない。
被害者の女性はアフリカ系の移民で子持ちだったということもあり、協力することでお金をもらったのだろう。
何しろDSKは4月28日のリベラシオン紙で「自分はサルコジに女問題ではめられる可能性がある」と語っている。ハニートラップの舞台になったのはフランス系でアメリカのコロニーキャピタルの資本が30%入るアコー社の系列ホテル。サルコジとガイトナーが謀略を巡らす舞台にはうってつけである。
サルコジとガイトナーはそのようにして金玉を握り合った。
新興国の台頭が彼らの課題であり、IMFを引き締めるために今回の謀略激を起こしたのだ。
権力闘争といえばそれまでだが、ストロスカーン氏の最後は哀れだった。