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2007年 04月 11日
![]() ※ BBCラジオのビルダーバーグ特集2003年の放送です。 <ロシアのアルミ王を指南する若ロスチャイルド> アルルの男・ヒロシです。 昨日(4月10日)の「日経新聞」の国際面の記事に注目すべきニュースが載っていました。 ロシアの巨大アルミニウム製造会社のルシースキー社というのがあります。この会社が、極東にアルミ工場と原発を建設するというニュース。電子版の簡略版記事から引用。 (引用開始) アルミ工場と原発、一体で・ロシアの最大手、極東に建設 【モスクワ=坂井光】ロシア原子力庁と同国最大のアルミニウム会社ロシースキー・アルミニウムは9日、ロシア極東にアルミ工場と原子力発電所を同時に新設することで合意した。アルミ工場と原発を一つの事業体として建設するのは世界初。安価な電力調達で競争力を高めるのが狙い。生産能力は年60万トン以上となる見込みで大半を日本を含むアジア諸国に輸出する。ロシア側は日本に工場と原発建設で協力を求める。 建設地は沿海州が有力で、年内に工場と原発建設に関する実地調査を終える。ロシースキーのブルイギン社長は日本経済新聞の質問に書面で回答し、「我が社が原発建設に参加することはロシアのエネルギー安全政策だけでなく我が社のエネルギー調達の多様化に寄与する」と指摘した。(07:01) http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070410AT2M0902009042007.html (引用終わり) 日経はネットには記事は、新聞紙面よりも簡略版しか載せません。紙面に載った情報を併せて紹介すると、このルシースキー社は、去年2006年にロシアの非鉄メーカーである、ルサールと、スアル、それにスイスの商社グレンコア社(子会社が出資)が合併してできた、アメリカのアルコア社を凌駕する世界最大企業。 この中のひとつ、ルサール社の取締役はオレグ・デリパスカという人物。このデリパスカの個人アドバイザーに、現在、アッティカス・キャピタル・パートナーズの共同会長を務める、ナサニエル・フィリップ・ロスチャイルド(36)がついている。この再編は、アメリカ勢を追い抜きたい、ロスチャイルドが仕掛けた側面があるのです。デリパスカは、ロスチャイルド家の助言か分かりませんが、イスラエルに対する慈善基金に寄付も行っているとか。まあ、互いに若手経営者どうしなので気心がしれあっているのでしょう。 ![]() オレグ・デリパスカ ![]() デリパスカのアドバイザーのロスチャイルド若 元々、ロスチャイルドは、ウランの利権、銅の利権をがっちりと抑えております。豪州のBHPビリトンとかも元々はロスチャイルド系。エネルギー企業の支配をスエズを通して行うのではないかと私は疑っています。ベルギーは元々、ジェームズ・ロスチャイルド(フランス家)の影響力が強い。ブリュッセルからロンドンまではユーロスターで2時間、パリ-ブラッセル間も同様にと距離感的にも近い。 原子力発電に対する注目が集まっているのも、石油を支配するやり方ではない別のやり方、と言う意味合いです。 ルシースキーは、世界最大のアルミ会社で、売上高は日経によると、120億ドル(1兆4000億円)。原料であるボーキサイトを産出するのが、おそらくBHPなど、豪州企業でしょう。 このロシースキーという名前を検索したら、ロシースキー銀行というのが出てきた他はまだキーワードにもなっていない。そこで英語での綴りを探してみると、新会社の名前は当初は「United Company RUSAL」となっていたことが分かった。ルサール主導の合併であるということだ。 しかし、日経のいうルシースキーという名前は、RUSAL社のHPにも出てこないのだが、どうなっているのか。 それは別にして、ルサール社の重役会でロシア人以外の人物を検索していくと、スアール、グレンコア関係者以外では、イギリスの大手広告会社のWPPの会長にある、Philip Laderという人物の名前が見つかった。彼はしかし、アメリカのイギリス大使をしたこともあるれっきとしたアメリカ人である。 ルサールの取締役のデリパスカは、以下のような経歴の持ち主。金融畑ではなく、非鉄畑をあるいてきた、オリガルヒである。 ===== Oleg Deripaska Member of the Board of Directors, United Company RUSAL Chairman of Supervisory Board, Basic Element In 2001, Mr. Deripaska was elected Chairman of the Board of Directors of Basic Element. From 1997 to 2001 he held the post of President of Sibirsky Aluminium. From 1994 to 1997, he was General Manager of Sayanogorsk Aluminium Smelter. Oleg Deripaska is also Vice-President of the Russian Union of Industrialists and Entrepreneurs, Chairman of the Board of the Russian National Committee of the International Chamber of Commerce, member of the Russian Federal Business Council. He is also delegated by Russian President to represent Russia in the Business Council of the Asian-Pacific Cooperation Forum. In 1999, Mr. Deripaska was awarded the Order of Friendship. Born in 1968, Oleg Deripaska graduated with honours from the Lomonosov Moscow State University in 1993. In 1996, he graduated from the Plekhanov Academy of Economics. ======= デリパスカは、フォーブズの富豪名鑑では40位にランクインしている。(全然関係ないが、ロスチャイルドが、英国内のタイムズのPOWER100には登場して、フォーブズには登場しないのは明らかにおかしい)資産総額は133億ドルのビリオネア。エリツィンの親族と結婚している。彼は政治に手を出すというホドルコフスキーの失敗をふまえて、プーチンとも良好な関係を維持している。彼の資産総額は、石油王のローマン・アブラモヴィッチと並ぶという。 ベーシック・エレメントという持株会社を通してルサールを支配していると、フォーブズは伝えている。新会社の株式の66%はデリパスカが支配するのだから、完全に彼の会社。 ベーシック・エレメント社の中のデリパスカの紹介文 http://www.sibal.ru/en/#about/management/deripaska ベーシック・エレメント社の構造 http://www.sibal.ru/en/#about/structure この構造図の中にあるEn+というのがルサールの株式を支配する形になっている。ルサール社でもこのEn+の関係者が重役になっている。 この、Basic Element に Russian Aluminumや、自動車メーカーのGAZ, 航空機のAviacor、保険会社の Ingosstrakhがぶら下がっているという構造になっている。 持株会社というのは調べていけばいくほど面白いが、要するに実態を隠す目くらましになっているということなのである。 デリパスカは、ロシアのアルミニウム業界そのものという人物で、この人物のアドバイザーをロスチャイルドが行っている。つまり、最近、ロシアが「新しい冷戦を始めようとしている」とかいうキャンペーンは実態のないものであり、ビジネス界同士は、ソ連とアメリカの支配層が実際には蜜月だったように、ケンカせずということなのだ。騙すのは大衆だけで良いという考えでしょうね。 デリパスカ関係の報道まとめ http://www.therussiajournal.com/taxonomy/term/48
タイトル : グーグル検索で当ブログの阿修羅投稿記事がワールドランキン..
グーグル検索で「ウェブ全体から検索」をチェックし,検索キーワード "Alan Johnston BBC" で検索実行すると,BBCの最新の関連記事2本に続いて「世界第3位」のポジションに当ブログが阿修羅:雑談板に投稿した下記の英文記事がランクアップされる.→<検索を実行> The reason why Release BBC Johnston Petition abruptly closed 馬場英治 ←ワンクリックにご協力を! この記事の日本語テキストはこちら.当ブログの元記事はこ......more 3月末にジョージ・シュルツ(ベクテル)が来日してましたが、彼はエネルギー問題、つまり日本の核燃料サイクル(原発)に関してやってきたようです。 三菱商事がカナダでウラン権益を獲得したとか、東芝がロシアで原発建設参入かとか、アレバ関連のニュースなど‥‥これらはシュルツ来日後に出てきましたよね。小泉純一郎も退任前に「ウラン外交」を積極的にやってました。 4月10日からはロシア原子力エネルギー連邦局のキリエンコ局長が来日しています。12日まで。ロシアの国営原子力独占企業体としては、アトムプロムが年内に設立される予定。 キリエンコが会う予定になっているのは、原子力委員会の近藤会長、甘利経済産業相、麻生外務大臣、伊吹文科大臣、原発関連企業の指導部などなど。 10日には青森で「原産大会」が開幕(主催=日本原子力産業協会)してますし、キリエンコも10日は青森で、11日から東京の予定です。 デリパスカとナサニエルは脇に置きますが、ここ数日の日本における原発関連のニュースの肝は、シュルツとキリエンコの来日が大部分を物語っているように、私には思えます。 そういや、IAEAのイベントもあるんですよね。 こんなのがありました。 ●日本での主な建設参加事業: 青森県六ヶ所村の再処理工場建設、東京湾横断道路の建設、関西新空港の建設、羽田航空ビルの建設、など高額で重大なプロジェクトにおけるベクテル社参入が顕著である。 六ヶ所村の施設が稼働するのが今月末でしたっけ。ベクテルが関わっていたとあれば、シュルツが絡むのも当然ですね。再処理燃料の買い付けとかそういう話なのかな? 情報ありがとうございました。 いつも情報ありがとうございます。ふむふむ。このreuben兄弟のトランスワールドは、デリパスカによって排除されたわけですか。このチャーニーというユダヤ人も興味深いですね。パールとかと一緒に映った写真とかありますし。 In the autumn of 1997, Oleg Deripaska announced the termination of the partnership with Trans-World Group and initiated the establishment of a group of Russian aluminium smelters called Siberian Aluminium. The Sayanogorsk smelter became the parent enterprise with other members including the SAYANAL foil mill and the Dmitrov pilot plant of aluminium can sheets, where for the first time in Russia the production of aluminium beverage cans was being established. http://www.rusal.com/index.php?lang=eng&topic=1&subtopic=205&subtopic2=228 やはり、欧米語→日本語の機械翻訳はボロボロですね。英語に直してもすこしまだ分からないものが残りますね。NYTの記事では、デリパスカは、2006年8月20日づけで特集されています。 ホドルコフスキー逮捕のインパクトはオリガルヒたちにとって大きかったようで、プーチンにはみな面従腹背ですね。ホドルコフスキー事件で、BPすらロシアの顔を伺いに、モスクワ詣で。ロシアが力を付けてきた。ホドル事件は、見せしめとしての効果抜群だったわけですね。 http://blog.mag2.com/m/log/0000000699/107860586.html?page=2 水関係を纏めたコラムです。 ブレジンスキーが新著 「The Second Chance」を上梓したとか。
昨夜のBS1 では、その本の中で父ブッシュ、クリントン、子ブッシュを採点していると取り上げ、津田塾大の教授は、アメリカのリセットを訴えているオバマをブレジンスキーを推すかも・・・というような内容。 (エドワーズは内政重視、ヒラリーも外交手腕に不安)
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