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2008年 12月 02日
![]() アルルの男・ヒロシです。 タモタモ論文(田母神論文)の登場を機に、新たにクローズアップされた、「村山首相談話」。 右派やネットウヨクの皆さんからはかなり批判されていますが、改めて、文章だけを読んでみると、それほど酷いものではない。むしろ、左派からは「謝罪と反省が足りない」と批判されるンじゃないかと思うほどです。 以下に転載しますが、重要なのは、「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ」という部分。議論になっているのは、続く、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」という部分だろう。 どんな右派であっても、大日本帝国が、戦争に敗けたことが、「国策を誤」った結果であることを否定するものはないでしょう。 「植民地支配と侵略」の部分は、多少、私も違和感を覚えるが、それでも、戦時中に、「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」というのも事実だろう。むろん、それだけではなく、欧米の直接的な植民地支配を終らせるきっかけを作ったり、韓国や台湾などの近代化に貢献したことも事実である。村山談話が、一面的であることは確かだが、重要なのは、日本が「国策を誤った」と、一応、第二次世界大戦の「総括」を行っている点だ。 村山首相談話をことさらに否定する人々は、どういう談話ならば良いのだろうか。田母神論文も、国策の誤りについては少し認めている。それは付言しておくべきだろう。で、あるならば、村山首相談話をなぜ、田母神氏は否定すべきだと述べるのか。 私が田母神論文を警戒するのは、むしろ現在における視座である。彼は、アメリカとの集団的自衛権行使を容認している。そもそも、日本・自衛隊が対外的に活動しているときに、万が一でも襲撃を受けた場合、それに反撃するのは個別自衛権の範囲である。ところが、ことさらに、集団的自衛権を論じているのは、「戦場レベル」ではなく、「戦略構想のレベル」でアメリカと軍事的行動をともにするという狙いがあるのではないか。 私は、田母神論文が、コミンテルン陰謀論を打ち上げたことを中ば評価しつつ、それがあの当時はアメリカの財界との「同盟関係」でもあったことを無視したことに、疑惑を持っている。「あの当時はアメリカは社会主義のデクスター・ホワイトに支配されていましたからね。真珠湾も陰謀なんです。つまり、あの時はアメリカは批判されるべき存在だったんですよ。今のアメリカは違いますから、一緒に行動できるんですよ」という風に言っているようにもみえるからだ。 親米保守の中にもそうやって折り合いをつけて、自分を騙している人が多いんじゃないかな。アメリカはあの時と変わっていないのにね。 田母神さんは、まさか現代の「桜会・橋本欣五郎中佐」でも気取ろうとしたのか?しかし、当時と違い、桜会の思想を裏付けるイデオロギーが存在しない。彼等の「言論クーデター」は上手く行かないと思う。 昭和維新の再来を警戒して、事前に日本の首脳陣は、田母神氏をはじめとする「革新派・自衛官」をあぶり出したのだろうか。 ====== 村山内閣総理大臣談話 「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話) 平成7年8月15日 先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。 敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。 平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。とくに近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この2つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。 いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。 敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。 「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。 http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/press/danwa/07/dmu_0815.html by japanhandlers2005 | 2008-12-02 11:41 | Trackback | Comments(54)
いつも楽しく拝読しております。村山談話は一国の首相としての発言としてはまずいと考えます。イギリスはインドの長きに渡る植民地支配に対して謝罪していますか?アメリカはフィリピンに対して謝罪していますか?アメリカは日本への原爆投下に対して謝罪していますか?その他の国々は?国際政治の舞台で一国の元首が軽々しく謝罪して済むような清々しい世界ではないようですが。日本人は日本的な感覚で謝罪すればそれで済むと思っているところが世間知らずです。せいぜいスケープゴートにされるのがオチでしょう。日本の政治家は近隣諸国からキックバックを受け取ってウハウハかも知れませんが、税金を払わされている一般庶民にはたまらんでしょう。 花子様 >イギリスは・・・ >アメリカは・・・ まったく恥知らずな国々です。 しかし、ひとがどうあれ、自分の信念に生きてこそ、花も実もある人生というものです。 ご都合主義の幇間みたいな生き様では、命を捨てて国に殉じた人々も、きっと浮かばれないことでしょう。 田母神とは全く無関係ではないと思いますが。 チャンネル桜が本格派の右派である事、強親イスラエルロビーである事、自衛隊の宣伝広告塔であるこれらの事の方が極めて問題であると考えます。 毎日毎日自衛隊の真新しい動画を流し続けるのはいかがなものかと思っております。 それをいうなら、「田母神論文もそんなに酷いか?」とも言える。 ただ、田母神氏に品格は感じられないが・・・。 GoGさんへ:あれ、チャンネル桜は、休止中じゃなかったでしたか。 花子さんへ:対外的には条約を結んでいますので。謝罪屋の問題と村山談話の存在は別でしょう、ということです。村山談話も憲法と同様にいろいろな解釈が出来るわけです。 モスさんへ:田母神エッセーは、内容的には諸君!の丸写しですからね。これを論文と呼んでしまうのも気が引けます。問題になったのは多数の応募という点で、政府内に警戒感を呼んだんでしょう。 村山談話と聞くたびに、当時、アジア諸国を謝罪行脚していた社会党が、マレーシアでは、マハティールに「日本はいつまで謝ってるんだ!」と一括され、インドネシア政府には迷惑がられていたのを思い出す。 現地にいたので、やつらのトンチンカンぶりが、現地人の嘲笑の的だったのを肌で感じた。 マハティールは、マジで切れていた。マハティールは、中国嫌いだったので日本にリーダーシップをとって欲しかったのだ。 だが、日本のヘタレが原因で、結局マレーシアも中国の影響下に入ってしまった。マハティールは、さぞかし無念であろう。 どんなプレイするのか楽しみにしてたのに 俺がハメた3人みんな普通にSEΧするだけだった(´・ω・`) http://love-ex.net/miikw/4v250xf 自分的には「ちっちゃい」とか「恥ずかしい」 とか言葉攻めとかしてくれると期待してたのに。。。 まあしょせん、家に爆弾落とされたり、銃で頭を撃ち抜かれたりする立場の人間と、安全な部屋にいてモニター見ながら報告受けたり指図したりする立場の人とでは、戦争に対する考え方は違うでしょうね。 先の戦争で死んでいった日本の若者たちは、「アジアの人民を西欧の植民地支配から解放するために」と言う政府のプロパガンダを信じて死んでいったのです。 今のアメリカの貧民出の兵士たちも、「アメリカ国民を守るため、自由と民主主義を守るため」と、言い含められて死んでいくのです。 でもその「大義」は本当だったでしょうか? 似非右翼の本音は、日本を武力を背景にして弱い国を恐喝するアメリカみたいな強盗国家にしたいんではないのか。 いったい政府と言うものは、一般国民や弱い立場の人々の権益を守るためのものなのか、一部の大企業や大金持ち、官僚・政治家と言ったエリートたちが己の利益を図るための道具なのか。 実態として、この国も含めて、大部分の国では後者になっているのではないか? ならば当然軍隊もそうでしょう。 もしそうならば、戦争の出来る国にする前に、まずわれわれの政府を、本当にわれわれ国民のためのものだと、みんなが自信を持って言えるようにすることが先決でしょう。 講和条約の締結で敗戦国は(恥を忍び)相手国に降伏し、賠償等を実施する。賠償等で全てが終結し、後々何も要求しないのが国際法なのだ。中国は請求権を放棄し、韓国は所定の賠償済みだ。この観点から村山談話は国際法的に何ら意味をもたない。 加えて彼は社会党に在っては自衛隊違憲を主張し、首相になるや合憲といい、離れるや再び違憲という。斯様な節操の無い人物の談話には正当性は無く、場当たりの談話であり、後世の人々がこれに引き摺られる必要は無い。 東京裁判は個人を裁いたもので国家を裁いたものでない。ドイツを例に出す言論人がいるが、ドイツではナチスが極悪であったがドイツは悪いと誰も言わない。 戦中は、ドイツは、大人、日本は、がきというのが正しいと思います。戦後もおなじ。 Reluctant Allies (Naval Institute Press )を興味あるひと はよんでください。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 チャンネル桜の放送、スカパー!241chハッピー241での放送は中止になりましたが、スカパー!216ch、ベターライフチャンネルで細々と続けているようです。 実態はインターネットTVに移行したと見るべきでしょうか。 村山談話は大東亜戦争終結から半世紀も経って出された。戦後処理はとうの昔に既に済んで、何も国際的に問題はない状態なのに。この談話に日本の政治家たち、メディアは引きづられ、更に永遠の謝罪の道を進むつもりらしい。こんな事をどこの国がしているか。東京裁判は何のために行われたのか。日本を押さえ込もうと意図する中韓北鮮にとって、こんなにうまい話はない。自分からでなく易々歴史カードを握ったのだから。そもそも戦争認識体験のある世代が営々と築き上げた繁栄の 下で生まれ、育ち、そして現在生きていて、現在の価値認識だけで日本の近現代の戦争を批判していては、先達、英霊の苦しみなど分からない。本来なら田母神論文は国民が等しく支持すべきもの。例え反論があってもメディアが声高に非難することは国益の点で負になる。中韓北鮮はてぐすね引いて機会を狙っている。 12月04日のブログ「株式日記と経済展望」さんは正論を掲げていた。 ブログ「オルタナティブ通信」さんのエントリーを読むと、国際間の裏面が分からない日本の危うさを感じさせてくれる。 アルルさん、お久しぶりです。 一連の議論を見ながら、中川八洋著「山本五十六の大罪」(弓立社)を また読み返しています。アルルさんの意見に理屈のうえでは、ほぼ同意 しますが、「感情」を素直に出して反論した人々にも共感しています。 兵頭二十八著「日本の戦争Q&A」(光人社)の「戦後の日本人の 奴隷志願根性は、どこから来ているのでしょうか」(P256~P258) を読むと何故か、あの論文に慎重に保留付きで考えてしまいます。 全否定することが出来ないし、兵頭氏の言う「シナ儒教」なるもの に生理的な反発を感じている人も多くその考察も含めるともっと良 い何かしらの「書き物」になりそうな気がします。 ロシアの高官曰く、自国に不利な歴史を教えてる国は日本だけだそうな。 他はどこの国も事実を捻じ曲げてでも自国に有利な歴史を教えてるそうな。 平和が尊いのはそれは間違いないが、それを維持するにはやっぱり軍事力は必要です。 今でも米国の核の傘の下での平和でしょ。 恐怖の均衡により平和がもたらされてます。 日本人のお人好しもいい加減にしないと食い物にされるだけ。 冷戦後はもう十分食い物にされたじゃないですか。 今後も欧米や周辺国は日本を食い物にする為、あるいは日本を抑え付ける為にWGIPを続けるでしょう。 自らが犯した歴史的犯罪は棚上げにして。 日本自身がそれに乗る必要はありません。 食い物にされてしわ寄せが行くのはメディアや官僚や政治家ではなく庶民なんですから。 ななしさんに聞きたい > 事実を捻じ曲げてでも自国に有利な歴史を教えてるそうな だから、嘘でもいいから、「自国に有利な歴史」で洗脳してもらいたいということなのですか? > 平和が尊いのはそれは間違いないが、それを維持するにはやっぱり軍事力は必要です。 軍事力が不要なんて誰が言ってるのですか? > 今でも米国の核の傘の下での平和でしょ。 そう思うことは「食い物にされるだけ」ではないのですか? >恐怖の均衡により平和がもたらされてます。 「恐怖の均衡」って何ですか?分かりません。 軍事力が必要であるという当たり前のことを文学的に表現しているだけのことですか? ななしさんに聞きたい > 日本人のお人好しもいい加減にしないと食い物にされるだけ。 > 欧米や周辺国は日本を食い物にする > 食い物にされてしわ寄せが行くのはメディアや官僚や政治家ではなく庶民なんですから。 食い物にされる主体が「庶民」なのは、全く同意です。 食い物にする主体は、直接的には、自国政府ではないのですか? 9条と「村山首相談話」は、庶民が自国政府に「食い物」にされない布石として非常に優れていると思いますが。 徴税や徴兵や徴用や徴発や供出こそ、庶民を「食い物」にする最たるものではないのですか? 日本が、「戦争放棄」を放棄する国にだけはなってほしくないです。 それだけは、どうしてもゆずれないのです・・。 並み居るならず者国家群の中で、唯一、過去の軍国主義政策を反省し、被害を受けた人民に謝罪をしたことが、何でそんなに気に入らないのでしょうか。 欧米、特に米が、世界中の国々特にアラブ諸国の人民から、蛇蝎のごとく嫌われ、テロの標的になっている中で、わが国がこんなにも愛されてきたのは、単に気前よく金をばら撒いてきたからだけではないはずです。 先進国で唯一の立派な道義国家として、世界中の人民に評価されているからであり、むしろ誇るべきことです。 それに対して、哀れな米国人などは、何でこんなに自分たちが嫌われているかすら気がつかないほどのおろかな有様です。 ですからわが国を評価しないようなおろかしい国々や、ならず者国家群こそ、むしろ滅亡の道をたどるでありましょう。 現代における戦争とは、お互いに何の恨みもない、しがない下級公務員同士が、銃で相手の頭をぶち抜きあうと言う、まことに愚劣きわまりないゲームです。 いかに正当防衛といえども、人殺しは人殺しです。 このようなこと、まともな頭をしていて出来るはずがないではないかと言われればそのとおりでしょう。 だから軍隊には軍隊式の洗脳があってしかるべきなのでしょう。 ちょうど原発労働者が、「放射能なんてぜんぜん心配ないよー♪」と洗脳されているように、軍隊では、「敵は鬼畜生で、一片の同情の余地もない人間のくずであり、自分たちは神の正義の代理人である」とでも吹き込むのが理想でしょう。 それを必要悪と呼んで正当化することも出来るでしょうか。 実際に、国民全体にそのような教育を施しているならず者国家もあるでしょう。 しかしその内容が虚偽であるならば、やはり長い目で見れば、その社会にとって有害な影響をもたらし、国を滅ぼすことになるでしょう。 自分の国が攻撃される可能性を微塵も感じていない人々のコメントが多すぎるような気がしますが。 先の、前航空幕僚長のお書きになったものに賛否両論、いろいろな意見・考察があるのは多少なりとも承知しています。 あるサイトにて知ったのですが、 朝日新聞(2008/11/6付)の「声」欄に元兵士(94歳)の方の投稿が掲載されていたそうです。 ”朝日新聞”という先入観抜きにお読みいただけたらと思いまして… こちらに転載させていただくことをご容赦いただけますでしょうか。 (氏名と住所の一部は私の判断で伏字とさせていただきました。) 「侵略を知らぬ空幕長の空論」 無職 ◇◇ ◇◇◇ 94(和歌山県みなべ町×××) 元兵士である。1939年、25歳で応召。2度の中国出征とシベリア抑留を経て47年に帰国した。中国戦線では無数の友を失い、シベリアの凍土には多くの友が眠る。 戦争は、もう二度とあってはならぬ。どんな理由があろうと、人の命は地球より重い。しかし、戦後63年。戦場を体験した人間が少なくなり、戦争の記憶が我々から失われている。それに呼応するように、戦争を肯定し命を散らすことを美学とたたえるかつての風潮が際立つ。 恐ろしいことだ。 「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」。そう主張する論文を、航空自衛隊のトップが書き、民間企業主催の懸賞論文に応募していたという。自衛隊そのものが再び軍隊と化している証しではないか。 我々は中国で、言うに言われぬ体験をした。村をあらし、村人を手にかけた。あの戦争は、まさしく「侵略」だった。日本の占領が「圧制からの解放」などとは、きれいごとに過ぎない。中国人民を苦しめた我々の痛みが空幕長にわかるのか。頭の中だけで、戦争を語るのはやめて頂きたい。 戦争の事実がどんなに辛いものであってもそれから目をそらさず、「治にいて乱を忘れず」という備えの態度が絶対に必要だと30年以上の海外生活から学びました。 お花畑に住んでる田母神に期待するだけ無駄。さっさと首切られてよかった。 本人も勉強する時間が限られてたと言ってるんだから、しっかりと勉強してもらいましょ。 赤面ものの「論文」を早く手直しできるようにね。 どういうふうに自分が操られていたか、あやうく、日本国民をアメリカ帝国の足軽に投入しようとしていたかをね。 アメリカ帝国の犠牲者であるアメリカの志願兵たちが、どんな洗脳を施されて、イラクに送り込まれてるか、NHKでやってたね。 帰国しても、従軍前の生活には戻れない。 「戦争の事実がどんなに辛いものであってもそれから目をそらさず」なんて、そらしまくらんかぎり言えんと思うけどな、庶民の身ならね。 「治にいて乱を忘れず」こそ、乱に至らすカラクリに目を光らして、平時の政治を徹底的に監視して、おかしなやつは選挙で落とす活動こそ徹底して戦うべき戦場だと思う。 自衛隊の軍備の規模を考えても、日本が軍事的に攻撃されるときは、必ず手引きする売国奴(鍵をなかからあける日本人)が呼応するはず。 ウヨウヨいるウヨどもが怪しいわ~w ライラックさんへ。 私は厚生労働省の年金部門の一事務官で、アルルさんと同世代の 若輩者ですが、 「学問道場」での投稿はマナー違反じゃないでしょう か。 アルルさんは、このプログで意見を表明しているのですから。無関係 の「学問道場」の運営側が困ってしまいます。 私なりの反論です。 1、大日本帝国が、戦争に敗けたことは、「国策を誤」った結果ではない。 英米に降伏することによって「敗戦革命」を目論む米内光政、山本五 十六が故意に負ける戦争指導(国策)をしました。これは、新野哲也氏 の「日本は勝てる戦争になぜ負けたのか」(光人社)が明快です。 また、中川八洋著の「大東亜戦争と『開戦責任』」、「山本五十六の 大罪」によれば、近衛文麿と米内光政などはソ連に降伏することによっ て「敗戦革命」を目論んだようです。 キーワードは、当時の日本の指導者が「敗戦革命」を頭に入れてわざと 「国策」を誤らせたことです。顕著なのが、米内光政の上海事変での強硬 意見でしょう。大臣辞任を仄めかして、日中戦争を拡大させたのです。 故意に『国策」を誤まらせた陰謀があったことに察知する必要があるの ではないでしょうか。東條英機元首相たちは、「敗戦革命」という陰謀の 前に無邪気過ぎました。 2、村山談話は最低最悪で、日本の国益を損じ名誉を著しく傷つけた。 最悪とまでは言わないものの、確かに係争中の歴史認識問題に汚点 をつけましたね。同意です。 3、安易に国防に命をかけた田母神元航空幕僚長を批判すべきでない。 「私は人を批判するにあたりその人がどういう仕事をしていて、どういう業績をあげた人なのか考慮すべきだと思います」 これには非常に同意です。私自身も昔、ネット保守論壇「日本ちゃ ちゃちゃクラブ」なるものを作り、捨てハン禁止などこれを念頭に入れ てました。ただ私自身、「役人」ということもあり本名だけは出したく ありません。役人の掟から言えば、田母神氏は掟破りです。出来 れば私のように仮名にすべきだったででしょう。 私は、90年代後半にかけて学生時代、竹内靖雄教授について新自 由主義者でしたが、就職にあたって転向しました。やはり日本人は社 会主義が大好きなのです。副島隆彦氏について言えば、税金裁判は 支持するものの、その費用のために船井幸雄と対談したり、アポロ本 を出したりしたのでもう距離を置いています。「金の切れ目は縁の切れ 目」です。 ただ、アポロ本に関していえば、山本弘らは本当に国税庁の「権力」に 無関心な空気が読めない馬鹿だなと思っています。国税庁と闘うための 費用捻出本だということに気づかないのでしょうかね。 村山談話を評価する人は気がついているのだろうか。その中に<現在取り組んでいる戦後処理についても ーーーーー、ひき続き誠実に対応してまいります。>と述べている。村山富市元総理は中国での遺棄化学兵器について、その実態を深く調査することなく、日本がすべて処分するとの覚書を中国と締結してしまった。このことはブログ「アジアの真実」さんが2005年6月22日と同年10月20日のエントリーで詳説されています。この遺棄化学については、日本に責任がないことは雑誌「正論」の 2006年6、9、10号等で明らかにされています。日本が負う戦後処理は 終わっている。また村山元総理は北朝鮮による拉致の実行犯のひとり、辛光洙を釈放するよう韓国政府に出された「政治犯の釈放に関する要望」書に署名したひとりなのは、よく知られている。国際情勢が厳しくなっているのに、相変わらず日本は平和ボケで自衛隊さえ大切に思わない。簡単に田母神前空幕長を切り捨てにしてしまった。これでは右顧左眄の自衛隊になるのを恐れる。平和ボケだから改正国籍法なんか成立してしまう。 村山談話の批判者は、田母神論文の支持者なんでしょう。 しかし残念ながら、田母神論文の歴史認識は間違いだと思います。 世の中には、無数の珍説・奇説・陰謀論がありますが、そうしたものを受け入れる前には、細心の注意が必要ですね。 何十人何百人と言う専門家が、何十年も掛けて研究した成果としてある共通認識を、そんなにたやすく覆すことは出来ません。 それはそれら多くの研究者たちの、学者としての良心なり人生なりを否定するにも等しいことでしょう。 ましてや門外漢の素人が、真偽を簡単に判定できるなどとは考えられません。 わたしもいままでいろんな陰謀論を読みましたが、どれひとつとして確信できたものはありません。 大東亜戦争後の占領政策で米国は、日本人の精神基盤つぶしに、言論統制(cf.江藤淳「言語空間」)、戦前発行の書籍の焚書(cf.西尾幹二「GHQ焚書図書開封」)そして洗脳放送(NHK《真相はこうだ》)を行った。これに進歩的教育学者、文化人と結んだ日教組教員(cf.「諸君!」連載《確信幻想の戦後史》)が力を得たことで、戦後歴史研究・教育は左傾がかったものになった。それが現在まで尾を引いているのだろう。 だが、最近になつて熱心な研究者たちによって、いろいろな研究成果が出てきたようだ。そのことは田母神さんの論文にいくつか引用されている。ユン・チアン、ジョンハリデイ両氏の「マオ」や「ヴェノナ(VENONA)文書」とか。「正論」2006年4月号にロシアの歴史家ドミトリー・プロホロフ氏にインタビューし、構成した産経内藤泰朗氏の《「張作霖爆殺はソ連の謀略」と断言するこれだけの根拠》が載っていますが、自虐的歴史観だけでなく、これのように日本の立場を見直そうと努力するのが真の日本人でしょう。 田母神氏の発言はありませんが、「たかじん」です。 http://jp.youtube.com/watch?v=UhmafzLirCQ 今はこれしか拾えませんでしたが、 有事に米国は日本を守ってくれる保障はない現在、 自衛隊の存在は、心強く思える内容でした。 それよりも、ブッシュからオバマになれば、考え方は違うわけで、 判で押したように、マスコミが村山談話を「踏み絵」にするインタビューはよくないでしょ。 アルルさん>チョッと反論ですが、村山談話は「国策を誤り戦争に突入した」と言ってるのであって「戦争して策を誤り敗戦した」とは言ってないですよ。そこを間違えると論点がずれてきます。 aaさん>この朝日へ投稿した方ですが、元シベリア駐留軍ということだけで大体分ります。シベリアで捕虜となった方々は釈放されるまで反日教育を受け、究極の状態の中で死と隣りあわせで生活していました。 この方にはお気の毒ですがソ連軍に洗脳教育された方の意見は半分以上信憑性が持てませんのであしからず。 このままいくと、そう遠くない将来、日本を「(米軍の手足となって)戦争できる国」にしたい勢力の思惑のままにされてしまうのではないかと… 本当に不安になります。 (外国の謀略に騙されたのだとしても、日本にも当然責任(罪)はあるし、対外的には”騙された””被害者だ”と言っても…、 日本国民に対する責任は…? 日本を軍国主義に染め上げ、聖戦として国民を洗脳し、昨日まで普通に平凡に暮らしていた人たちを召集令状一枚で戦争という狂気に駆り出し殺し合いをさせた… その責任は…? 戦勝国本位の裁判にかけられ、罰せられたのだからもう終わっている? それも騙されたのだから仕方がないことだと…? 国民にも責任があるから、と…? 当時はそういう時代だったのだと…? 現在の価値観や尺度で判断するな、と…? まだ63年しか経っていない・・ そこの認識(責任)を曖昧にしてしまうと、また間違い(罪)を繰り返してしまう危険性があるのではないでしょうか‥) 俺はてっきり田母神は、オバマ次期政権がするであろうアフガン関連での自衛隊活動拡大要請を阻止のための自爆テロだと思っていた。 アルルです。ぼやきのほうに、タモタモのことについて書きましたよ。ひとことでいえば、「バックパッシングを望んでいるマゾどもめ、ういやつじゃ」というのがアメリカの本音です。正しいことをいわず、わざとだまっているのも賢いやり方ですよね。 >先進国で唯一の立派な道義国家として、世界中の人民に評価されているからであり、むしろ誇るべきことです。 残念ながらアメリカのポチとして馬鹿にされているというのが真実です。愛されてなんかいません。 花子様 キリストでも憎まれて殺されたぐらいだから、人間は10人中7人に好かれたら総理大臣になれます。 でも、いろんな証言を聞くと、まだ親日的な国は多いとおもいます。 それは、民間の無数の善意な人々が、人知れず友好と信頼を暖める努力をしてきたからで、ヒゲの隊長や外務省のおかげだけではありません。 これは資源のない日本にとって、本当に貴重な計り知れない宝です。 これを守ることは最大の国益です。 でもその状況は変わりつつあるのも事実です。 ご参考「参議院外交防衛委員会での参考人・中村哲さんの意見陳述 」 http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/?p=19 進化論に対して創造科学というものがあります。 アメリカのキリスト教原理主義者のあいだでは、これが広範に信じられていて、一部の公立学校でも教えられているそうです。 しかしどんなに創造科学が勢力を持とうとも、進化論の正しさはいささかも否定されません。 もちろんまともな科学者は創造科学など相手にしません。 創造科学側では、進化論は仮説に過ぎないと言っていますが、無数の科学者がいろんな角度から研究し、次々と傍証を発見していて、すでに定説になっています。 ひとつでも確かな反証が見つかれば、どんな定説も否定されますが、見つかっていません。 それに対して、創造科学は仮説とすらいえません。 なぜなら、証拠の中で都合のいい部分だけ採用し、反証が見つかっても無視したり、無理やり捻じ曲げたりするからです。 かといって宗教ともいえません。 なぜなら、いかにも科学のような体を装って、人を信じさせる詐欺だからです。 創造科学を信じる人たちはクリスチャンだから、まじめで道徳的な信頼できる人々のはずですが、なぜこうなってしまうのでしょうか。 それは創造科学が、神による創造と言う結論部分を絶対に変更できないからです。 結論が先に出てしまっているので、反証は「あってはならない」のです。 そして反証に出会ったときは、自動的に「これは悪魔のタブラカシだ!」と思い込むので、矛盾に気がつかないのです。 とはいっても素人が創造科学を論破するのはやはり難しいと思います。 9つの真実の中に1つのうそが混じっているので、専門家の助けが必要です。 だから、まよった時は、定説側からの反論を読むと解決することが多いです。 健全な批判精神が残っていればですが。 右翼の自慰史観には、創造科学と共通するものがありそうです。 創造科学における神に相当するのが天皇です。 天皇は、絶対無謬にして神聖不可侵で「なければならない」ために、史実の方が強引に誇張・歪曲・無視されます。 だから、「日本は侵略などしていない(というより侵略したがどこが悪い)」 「チョーセンジンのような劣等民族は、日本人に支配されたおかげで幸せだったのだから、うらむなんてお門違いで、むしろ感謝するべきだ」 「日本人は何にも悪くないし、悪いこともしていない」 と言ったあらゆる言い逃れと自己正当化の論理が出てくる。 都合の悪い反証が出てきたら、「コミンテルン」や「左翼」や「CIA」といった便利な悪魔がすべて解決してくれる。 創造科学がキリスト教における似非科学であるのと同じ意味で、右翼の自慰史観とは、天皇教と言うカルトにおける似非科学であるといえるのではなかろうか。 ご参考「田母神前航空幕僚長論文 近現代史家が検証」 http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51046255.html アルルさんには、「感情」の問題を「勘定」で解決されてしまった なあ。上手くゲーム理論を使って。 でもユダヤ人が発明した「合理」なるもので、SNSIとしてはこの切り 口はどうなのでしょうかね。 折角平和条約を結んだのに、村山談話が有ったために アジア諸国や色々な国へカネをせびられる羽目になった訳だ。 談話自体の内容がどうあれ、派等う必要がなかったカネをこれ 以降随分払う事になったから良くないだろ。 岩瀬さんへ お久しぶりです。「感情」の問題を「勘定」で解決できなかったことが、大東亜戦争の一つの原因ではありませんか?コストとしては割に合わない。大東亜戦争の中で繰り広げられた「感情」には美しいところがあるけれども、それを踏まえた上でも、やはり今後は「感情」を満足させるあまりに、破滅を選ぶようなことがあっては成らないと思いますよ。 山本さん 払う決断をしたのは日本政府ですよ。村山談話が理想的なものではないことは認めますが、これまで日本人は「あの戦争」の総括をいっさい自分でやっていないんじゃないですか。東京裁判を批判するのはもちろん良いのですが、それを抜きに、「国策の誤り」を検証して、議会報告書にして国民で共有していないでしょう。 Holaさんへ:しかしですね、私は秦郁彦や保坂正康の歴史家も都合の悪いことを隠していると思っていますよ。その点では田母神エッセーにも言い分はありますが、両方とも「アメリカ様」なんですよね。ソ連を引き合いに出しているけど、その当時はアメリカはソ連を承認していたわけですよ。「同盟国」といっても良かった。 「日本は悪いことをしていない」という自己弁護のスタンスでは、田母神氏は間違っていますが、だからといって、田母神氏を批判する歴史家の尻馬にのるのもダメです。 「閉ざされた言語空間」を突き破るのは相当に難しいです。日本の歴史学会も相当に複雑骨折の状態ですよ。 こちらこそ、どうも。アルルさん >大東亜戦争の中で繰り広げられた「感情」には美しいところがあるけれ>ども 要は、「美学」の問題で、「ええ格好しいな」ですね。この一文を欲し かった。美学で、破滅するのは勘弁ならない。 少々、最近の副島先生は、「美学」に走っていませんかね。今回の 件でも分かり易く説明できたことからも分かるように、少しアルルさん の方からも「合理」なるものをあまり疎かにしないようにSNSIを微調 整してくださいませんかね。何か江戸時代の某農業学者を出されて も、「船井幸雄」に影響を受けたのか、と幻滅してしまう。読む気すら おきない…。 アルルの男・ヒロシさん いつも情報ありがとうございます。 東京裁判については、 敗戦時の講和条件として、当時の日本政府には、戦犯裁判を自主的に行うと言う条件を要求しようと言う意見があった。 それに対し、天皇制存続が最優先だから、条件はそれだけに絞るべきだと言う意見があった。 結局、天皇の「御聖断」により、後者の方針に決定された。 一方、アメリカ側は、天皇を日本の占領統治に利用することの有効性を見抜き、これに応じた。 だから東京裁判で日米双方の支配層が共謀し、東條に「自分の独断で開戦した」と偽証させ、「皇軍」の最高司令官であった天皇の戦争責任を追及しないことにした。 右翼の人は「押し付けられた不当な裁判」というだけでなく、こうした側面をきちんと学んでほしいと思います。 その一方で一般国民は、すべての戦争責任を東條ら戦犯に負わせる替わりに、免罪されることになった。 戦前の一般日本人は、天皇制軍国主義教育の結果、戦争を積極的に支持していた。 東條らの処刑は、国民をけん制する見せしめであり、後の植民地教育で、”寛大なアメリカ”の従順な家来にするために、国民に負い目を負わせる意図があった。 日本国民は、旧来の価値観では「卑怯者」となったため、新しくあたえられた価値観を進んで受け入れようとした。 そして日米双方の支配層にとって、天皇は、日本人統治の最有効ツールとして認識されていた。 天皇は進んで変節し、アメリカ帝国の「藩王」として、それを十分自覚しながら、アメリカの占領統治戦略をリードする役割を果たした。 私はこのように思います。 しかし、祖父の代からの朝日新聞購読者としては、洗脳されてるんでしょうが、やっぱり戦後民主主義・反戦平和主義のほうがよいです。 田母神論文にも史実として正しいところがあるなら受け入れます。 戦後の価値観で戦前の人を断罪する気もありません。 左翼なのかもしれないが、日本が嫌いなわけではありません。 しかし”自虐史観”などという人間としての自省心を放棄したメンタリティーや、歴史批判者に「非国民」のレッテルを貼る態度には、異常なカルト性を感じずにはいられない。 そういう人がなんか密かに増えているようで、恐ろしい。 また天皇を使って戦争させられそうだ。 そういうわけでついたくさん書き込んでしまいました。 すいませんでした。 田母神論文は、他人の家に押し込む強盗に入って、”他の人もやってるから悪くない”と言ってるようなものでです。 歴史の問題のおおもとは天皇退位問題ですよ。やはり昭和天皇にはあの時点でご退位頂くべきだったのでしょうね。それが出来なくしたのはアメリカではあるんですが。昭和天皇は少なくとも名目上は大元帥だったわけですから、立場上責任がある。それを本人も自覚されていたようですけど、周りがそうさせなかったわけで。しかし、「原爆しかたない」発言だけは戴けませんね。 10/5朝には2人はセントラルパークを散策、市立サイモン・バルーク中学校コーラス部の64人がミュージカル「オリバー」の替え歌で、「ヨーコソ、イラッシャイマシタ」と歌い、皇后が「日本語ですよ」と昭和天皇に話すと、昭和天皇は「あっ」という表情だったという。その後、ロックフェラー3世邸を訪問、昭和天皇は余りの豪華な邸宅に驚いた様子であったが、ロックフェラー3世の「私どもの銀行の東京支店が皇居に近いからぜひ利用してください」という問いかけに、「預ける方か借りる方か」と答えて、「どちらでも結構です」とロックフェラー3世に返され、一座は笑いの渦となったという。午後2時55分、昭和天皇と皇后はシェーフスタジアムでアメフトのニューヨークジェッツ対イングランドパトリオッツの試合を観戦している。午後5時半には昭和天皇だけがマッカーサーのジーン未亡人と初めて会った。マッカーサーが日本にいた時も昭和天皇は夫人には会った事がなかった。「フットボールのルールがわからない」といったような会話をしたという。
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