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2009年 02月 26日
![]() アルルの男・ヒロシです。 麻生太郎首相がオバマ大統領に会いに行ったことを受けて、日本のメディアは「就任直後の大統領に会いに行った首相はすぐ辞任」というジンクスを披露しています。麻生太郎首相の代わりに事実上の臨時大権を得た、財務省の名代、与謝野馨・財務大臣は、麻生首相を国会で露骨に批判。これは普通ならば「閣内不一致」で大問題になるのに、今回はスルー。確かなのは与謝野首相では国民は納得しないということであり、小沢首相も長持ちしない。重要なのは岡田克也とか、農業政策の本を書いた山田正彦議員あたりか。 前原誠司もジョゼフ・ナイの反米話を披露するあたり、口が軽いので「洗脳が解け始めた」という可能性もある。油断はできないが。 小沢一郎のアフガニスタンを農地にしよう、というのは着想としてはいい。しかし、トライバル・エリアではできないだろうから、イラン国境周辺の地政学的に押さえるところに日本の農業支援団を送るのだろう。それでホルブルックとも話がついているのか。その作物を日本に輸出できればバンバンザイだが。 小沢の発言はいろいろな意味に取れそうなんですよね。「民生支援」で「軍事土方」を派遣するんだったら意味がない。社民党も呑める範囲での国際協力くらい(農業支援はそのひとつ)がいい。日本の「善人外交」は、衣の下に見える刃ではうまく行かない。パンツの中に刃は、まあいいけれど。 (貼り付け開始) 「日本の防衛は日本が責任を」 民主・小沢氏が発言 2009年2月25日22時1分 民主党の小沢代表は25日、神奈川県横須賀市に拠点を置く米海軍第7艦隊を引き合いに「第7艦隊で米国の極東におけるプレゼンスは十分だ」と24日に発言したことに関し、「(在日)米軍がひくことによって、日本の防衛は日本が責任を果たしていけばいい」と記者団に語った。日本の防衛で在日米軍への依存を減らし、外交努力と自衛隊の活用の組み合わせで補う考えを示したとみられる。 小沢氏は「アジアには非常に不安定要因が大きいので、米国のプレゼンスは必要だ」と指摘。この地域に米軍がもたらす抑止力には理解を示したが、「それは第7艦隊の存在で十分」と改めて語った。 また、「日本はグローバルな戦略を米国と話し合って役割分担し、責任をもっと果たしていかなくてはならない」と強調。「米国に(日本の防衛を)おんぶに抱っこになってるから唯々諾々と言うことをきくことになる」と語り、持論の「対等な日米同盟」の実現には在日米軍削減が欠かせないとの認識を示した。 「朝日新聞」(2月25日) http://www.asahi.com/politics/update/0225/TKY200902250292.html (貼り付け終わり) おそらく小沢の落としどころは、「ASEAN+3」にアメリカを加えるというあたりかもしれない。これはフランシス・フクヤマ戦略でもある。バイからマルチへというわけだろう。中国とアメリカと日本が全部納得できるのはこれくらいだろう。 さて、麻生首相はもうすぐ退陣するのは当たり前だが、メディアからは次のような退陣勧告が出ているようだ。 (夕刊フジの記事) 就任直後の米大統領と会談すると…不吉な退陣ジンクス 過去には竹下、宮沢、森… http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009022536_all.html 小沢一郎と与謝野の間でどういう密約ができているのかわからないが、二人は囲碁仲間。互いの手を読みあって、あるときには意思を通じ合わせているのだろうか。 麻生首相の訪米は、これで政権浮揚を狙ったと報じられてもいるが、こんなもので浮上することがないことは麻生首相が一番分かっている。儀礼的な訪問になったのはアメリカ側の「麻生訪米のどうでもよさ」を表している。 しかし、気になったのは麻生首相が次のように「ぶらさがり」で発言している点である。 (引用開始) --ドルの信頼性を損ねないという話に関し、米政府は景気対策向けに大変な財政出動をするために大量の国債発行を検討しているといわれるが、そんな中で日本による米国債の引き受けや財政支援に対する期待感のようなものはあったか? 「まったくありません」 (引用終わり) 少しはあったといわないと角が立つはず。アメリカが期待感を持っているのは中国へのヒラリー訪問の際の「微笑み営業」姿をみれば分かる話。それをあえて、「まったくありません」と発言したことで、麻生首相はオバマ政権を敵に回した。その辺を悟っていたので、アメリカ側もことさら冷淡に対応したのか。 それとも、麻生訪米の狙いはほかにあったのか。こうも語っている。 (引用開始) 後は気候変動の話やら省エネの話やら…。日本のエネルギー効率が世界でもっともよいとか、日本からは高速鉄道というものをもう少し考えた方がいいと。日本は東京23区内に約1000万人が住んでいるけれども、その鉄道依存率は76%。そんな国は日本しかありませんといった話をして、米国の自動車文化を変えることになるんだといった話やら何やらをしたんですけども…。色々な意味で非常によく知っておられましたので、話は非常に現実的で早く、中身の濃い対話ができたと思っています」 (引用終わり) オバマは実は熱心に高速鉄道をアメリカに導入しようとしている。これは21日の講演会では話せなかった点です。新幹線売り込みでがんばっているのは日本の川崎重工。ほかにはドイツのシーメンスやフランスのアルストムがある。しかし、鉄道そのものは外来製だが「高速鉄道の元祖」は日本のシンカンセン。 Obama plots huge railroad expansion David Rogers David Rogers – Tue Feb 17, 4:29 am ET http://news.yahoo.com/s/politico/20090217/pl_politico/18924 麻生首相は最初は馬鹿でどうしようもないと思っていたけど、案外「バカ殿」系統の人かもしれないですね。これは「ほめコトバ」ですよ。吉田狸のDNAが多少目覚めたのかもしれない。 英語ではFOXはありますけど、TANUKIはありません。ジャパニーズ・タヌキよ永遠なれ!!! ![]() by japanhandlers2005 | 2009-02-26 00:52 | Trackback | Comments(6)
麻生は頑張っていると思うけど、マスコミが売国勢力に乗っ取られているから、どうしようもないでしょう? マスコミは麻生が息をしているだけでも、批判しているわけだからw あと、影で着々と、マスコミ弱体化の方策を実行している。残念ながら、麻生政権の間は、それが実ることはないけど...2010年代前半ぐらいには、既存のマスコミ(地上波テレビ放送、大新聞など)は、完全に崩壊していくと思う。 東京新聞:米総領事「分かってない」と批判 小沢氏発言で ttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022501001019.html >米国のケビン・メア駐沖縄総領事は25日の記者会見で、民主党の小沢一郎代表が日本に駐留する米軍は将来的に海軍関係だけで十分との認識を示したことに関し「極東における安全保障の環境は甘くない。空軍や海兵隊などの必要性を分かっていない」と批判し、陸・空軍や海兵隊も含めた即応態勢維持の必要性を強調した。 >また総領事は、米国務省で対日政策実務を統括する日本部長への就任が「先週、正式に決まった」と明らかにした。 >小沢一郎のアフガニスタンを農地にしよう、というのは着想としてはいい。 説明抜きで唐突な記述なので補足しておきます。 【報道資料】民主党のアフガン和平素案、国際監視団展開を提案(共同) - すべてのいのちを守る為に - 参議院議員 犬塚直史ブログ ttp://blogs.yahoo.co.jp/ti_r2p4japan/49516137.html 小沢の着想というのは、ペシャワール会中村哲医師の農業支援活動と日本政府による武装解除・復員活動に関わった伊勢崎賢治氏の知見を基盤として犬塚直史 参議院議員がまとめた提案のことですね。 オバマは選挙運動中から軍産複合体に対して軍事予算は削減しないと約束し、アルカイダ殲滅の為にアフガン増派を主張していたわけで、米国には撤退の機運がありませんでした。また、国境地帯から引いた米NATO軍がその他のパシュトン人居住地区で攻撃を続行していたのではタリバン穏健派といえども受け入れがたく、アフガン侵攻でタリバン政権崩壊直後ならまだしも、タリバン支配地域が7割にも達している現時点では実現可能性はまずないのではないかと思います。 麻生首相が如何に良くやっているか、わからんかね。 我が国は亜米利加とは対等には外交ができない。 要するにとられるだけである。そのとられる分を少なくするというのが我が国の外交の基本で、この点に関しては対中共とは異なる。 小沢氏のアフガニスタンへの考えは何処まで現地の状況を踏まえているか、疑問である。イスラムの知識はないだろう。中東の歴史の知識はないだろう。付き合える相手ではない。 内部に自治労を抱えていては、公務員改革はできない。なぜか。 目的と手段の区別がつかないからである。目的と手段を逆に捕らえていルカらである。 民主主義は内部に独裁制または圧制を生み出す仕組みが合法的にあることを知って、初めて民主主義下の政治家であるが、どうも彼にはその自覚がない。 アルルさま はじめまして。 私は、1年位前までは、中共の脅威を煽り、日本の憲法改正、核兵器の保有などをよしとする、いわゆる右派の影響を受けていました。 しかし、最近では、副島先生のご著書・訳書(恐慌前夜、佐藤優氏との対談本、次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた)や、アルルさんのブログを読むうちに、そうでもないのかなと思い始めました。 特に、田母神論文の一件では、日本の有効な戦略として、今回の記事の「「バカ殿」」みたいなもので、なんとかごまかしていく戦略があるということもよくわかりました。 また、まだまだ勉強不足ではありますが、国際金融家の動きというものも、いわゆるトンデモではなく、現実的に考えれば十分現実的だという認識に達しました。 続く しかし一方で、中共の脅威というものの現実的だと思いますし、小沢氏が政権を取れば、中共による日本の侵略が大幅に進むという、いわゆる右派の人々の意見にも一理あると感じています。
また、日本の選択肢としてアメリカや中国の属国になる他にないのなら、民族浄化されない分、アメリカのほうがマシかとも感じてしまいます。 (自立できるなら、それに越したことはありませんが) このような事情から、遠くないうちに選挙が行われますが、いったい誰に票を入れればいいのか、皆目検討がつかず困っています。 もしよろしければ、アルルさんの中国に対する見解などを記事にしていただけないでしょうか?
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